車売却に伴う還付金の発生
車売却に伴ってどんな還付金の発生があるのでしょうか。
まずどのような形態で車売却するかによって、内容が変わってきます。
最初に中古車として売却するケースを取り上げます。
このケースでは、車輛自体がその後も使い続けられるため、車輛の維持に対して払われているお金は、還付を受けられません。
しかし、この車を処分するときにかかるお金としてあらかじめ払っているリサイクル料金は支払を受けることができます。
法律では車のエンドユーザーがこの処分料であるリサイクル料金を支払うことになっていますので、処分しないで手放す売却者には次のユーザーからリサイクル料金を受け取ることができる仕組みになっています。
次に解体車として売却する場合を取り上げます。
先ほど考えたように、車を処分するユーザーがリサイクル料金を支払うことになっていますので、この時はリサイクル料金の支払は受けられません。
しかし、このあと車を使い続けるわけではないため、車の維持に対して支払った保険金や税金は還付を受けることができます。
車検の残り期間に応じてですが、自賠責保険の解約金や重量税のお金が払い戻されます。
さらに、4月から1年分として納める自動車税も年度の残りの月数に応じて返金されることになります。
自分がどのような形態で車売却をするかがわかったら、これらのお金がきちんと手元に戻っているか確認するのがよいかもしれません。