車売却の際に車庫証明は必要?
自動車を買った時には車庫証明が必要になります。
例外は軽自動車ですが、大都市から30km遠方だったり人口10万人以下の市であるなどの場合だけで都市部であれば軽自動車でも必要になりました。
では自動車売却の際は、車庫証明は必要なのでしょうか?
必要そうに思えますが、実は売却する側は必要ありません。
「車庫とばし」という犯罪があります。
実際に自動車を置いておく場所とは違う場所を偽って申請してしまう事です。
自動車の保管場所は自宅から2km以内に設定しなくてはならないのですが、別な場所のほうが便利だったり、自宅にちょっとスペースがあるが駐車場としては認められない場合などに、駐車場を一時的に借りたりしてそちらの場所を申請、後で駐車場を解約して自宅スペース内に自動車を置いてしまう、などです。
ですが、これらは新しく自動車を取得する際に行われる悪事なので、これから自動車売却する方には関係ないのです。
ですので、買取専門店などに自動車を売る場合も、車庫証明は求められません。
自動車売却の際に必要となる書類は、車検証、自賠責証書、納税証明書、住民票、印鑑証明(1~3通)です。
これらは絶対必要ですので、忘れずにそろえておきましょう。